【柴田大知騎手300勝記念】JRA初の双子騎手「苦悩の道のり」

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◾︎やっと…やっと…。
2014年7月27日(日) 福島9R 16番ヴァンデミエールが1着となった。
騎乗していたのは柴田 未崎(しばた みさき)騎手。
2014年の初勝利。彼にとってはそれだけの勝利ではなかった。

 

 

◾︎花の12期生
柴田未崎騎手は1977年6月18日生まれ。栃木県出身、双子座のB型。
1996年に騎手デビュー。
兄の柴田 大知(しばた だいち)騎手とは一卵性双生児であり、
JRA史上初の双子騎手として話題を集めた。
「花の12期生」と呼ばれ、同期に今やトップジョッキーの福永祐一、和田竜二
現調教師の高橋亮、JRA史上初の女性騎手 細江純子、牧原由貴子、田村真来の3人など
話題には事欠かない世代であった。

 

◾︎ドン底
1996年 デビュー1年目 6月16日にマイネルダンケで初勝利を挙げ、
デビュー年は12勝をあげる。
2年目、3年目ともに19勝をあげ、順調に見られたが、
減量(見習い)騎手の恩恵がなくなったのが原因か
4年目から11勝→5勝→2勝→4勝と低迷する。
2003年には障害レースにも騎乗。2004年に障害レース初勝利を挙げ
活路を見いだすも、勝利数は伸びず2009年は未勝利に終わった。
騎乗機会がない、獲得賞金がない…。

騎手としての限界、そして家族の生活への責任感じ2011年3月31日をもって騎手を引退。
斎藤誠厩舎で調教助手となった。

 

一方、双子の兄柴田大知は1996年 デビュー1年目 弟・未崎騎手より早い3月31日に
ライトオンファイア で初勝利、デビュー年は27勝を挙げる。
2年目にはエアガッツとともにラジオたんぱ賞(GⅢ)で重賞初勝利。29勝をあげるも、
3年目から11勝→10勝→9勝→11勝→10勝と伸び悩み、2003年、2004年は5勝にとどまる。

2005年 大知もまた未崎と同じように新たな活路を見出すべく障害レースにもチャレンジする。
だが2006年、2007年は平地、障害戦ともに未勝利におわる。
双子とはそういうものなのか、大知もやはりドン底の世界を味わうことになったのだ。

必死だった。障害戦の恐怖感と闘いを想像を絶する。
それでもそれ以上に競馬場に行ってレースに乗れることがうれしかった。

 

◾︎マイネル軍団とミルファーム
2008年 ダイイチミラクルという馬と出会う。
5月、7月に未崎が騎乗し、5着、3着。
8月に大知が騎乗し、2着と結果をだす。
この騎乗が馬主 ミルファームの清水社長の目に留まった。
ミルファームの清水社長は、会社員からビッグレッドファームでの勤務を経て
ミルファームを開業する。
ビッグレッドファームとの関係から、大知にミルファームとラフィアン(マイネル)からの騎乗が増え、
その後の騎乗数が増えるきっかけとなった。

 

◾︎悲願のGⅠ制覇
地道な活動により大知はマイネル・コスモ軍団の主戦騎手となる。
2011年にはマイネルネオスで、中山グランドJ(障害・GⅠ)を勝利。
自身初のGⅠ制覇となった。

 

 

そして2013年 NHKマイルC(GⅠ)で平地GⅠ初制覇。

 

 

涙が止めどなくあふれてくる。
「とにかく嬉しい…レースのことは覚えていない…夢のよう…。」
障害・平地両方でのG1制覇は他に熊沢重文騎手しか成しえていない快挙だ。
そして平地で188勝、障害で12勝を積み重ねての200勝達成となった。
「一頭一頭真剣に乗って頑張る」
今後の豊富について語る言葉にドン底をみた彼の意気込みを感じた。

 

◾︎2度目18歳 2度目の騎手合格
大知の活躍に未崎が刺激を受けないわけがない。
「俺もまだできるでしょう」「もうちょっと頑張ってみたら」
2014年 引退者再受験制度で騎手復帰を決意。
大知には相談せず、調教助手として所属する斎藤師にだけ告げ、
勉強と筋トレを続けてきた。
人生において2度目の騎手合格。同期の新人騎手は18歳。
2度目の18歳の年に新たな道を歩み始めた。

 

◾︎新たな出発
3年のブランク。大知は「大変なのはこれから。人よりも2倍も3倍も努力が必要」と
エールを送っていたが、未崎は騎手復帰後勝てない日々が続いた。

しかし、努力は必ず報われる。77戦目にしてついに復帰後初勝利を挙げる。
2010年3月20日以来、実に4年4か月ぶりの勝利となった。

レース後は、うれし涙で声を詰まらせながら
「なかなか結果が出せなかったので、やっと…やっと勝てたという思い。」

「一頭一頭大事に少しでも長く騎手を続けられるように頑張ります」
奇しくも、大知が平地GⅠ初勝利の言葉と、未崎の復帰後初勝利の言葉が同じ

“一頭一頭大事に”
双子だからなのかドン底を知った二人だから解り合える言葉の重みなのか。
これからも柴田兄弟が競馬界を盛り上げ、JRA史上初の双子騎手のGⅠ制覇を期待したい。

 
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この記事の著者

しばさん競馬ライター

1975年 大阪出身
思い出のレース:
第61回日本ダービー(ナリタブライアン)
好きな騎手:武豊(いまだに)

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